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作業紹介

日英自動車の珍しいメイフェア「ミニ1000 1984年」仕上がりました

10年近く眠っていた貴重なミニ1000 メイフェア

前回の車検が切れて10年近くガレージに保管されていたミニ 1000 メイフェア。その走行距離はなんと17,930kmです。
まだまだ日本にはこんな貴重な個体があるんですね。

シートに腰を下ろしてみるとヘタリのない弾力で、新車時から大切に使われていたことがわかります。

<「ミニ1000 メイフェア 1984」の商品詳細はこちら>

ミニメイフェア

ミニメイフェア_2

再び走り出すためのレストア

走行距離が少なく、長らく保管されていたためにエンジンやミッションなどに軽いレストアをしていきます。
オリジナルにこだわった仕上がりにするために、消耗してしまう部品以外は調整やクリーニングを行いました。

消耗パーツは新品に交換

水漏れ等があった訳ではないですが、長い間動いていないため水周りのパーツは念入りにチェックを行います。
ラジエター、ウォーターポンプ、ホースは新品に交換しました。

ブレーキも4輪ともに点検し、ホイールシリンダーは交換です。

ボディのゴム類も経年劣化があるため前後のウィンド、左右のサイドウィンド、左右のドアのストリップも新品に交換しました。

外装はモール、エンブレム、タイヤなどの消耗パーツも新品に交換です。

最後に、全くのノーマルでフロントの車高が低くなりすぎていたため、ハイローキットの取り付けをして完成です。

ミニメイフェアのオリジナルの良さを残した仕上がりで完成

こうして長らくガレージに眠っていた「ミニ1000 メイフェア」が蘇りました。
ミニのディーラーがローバージャパンになる前の1984年に日英自動車から輸入されたこちらのモデル。翌年の1985年にホイールが12インチ、フロントブレーキがディスクブレーキに変更になったため、最後の10インチホイール、4輪ドラムブレーキのミニです。

当時はまだメイフェアがシリーズ化されていなかったため、10インチのホイールを履いたメイフェアは大変珍しいモデルとなります。

スタンダードモデルのミニ1000は、MKIIIの9X、99Xが原点ですね。
定番のMKI、MKIIにもスタンダードクーパーとして1000はありましたが、MKIIIボディの1970年から1989年までの1000は良いです。
エンジンは1300と比べると非力ですが、総重量は軽量なため全くパワー不足を感じません。メンテナンスもシンプルなので、ミニ1000はオススメです。

<「ミニ1000 メイフェア 1984」の商品詳細はこちら>

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