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作業紹介

ウィンドウ周りの水捌けが悪いヶ所の腐りをチェック「19年経過したミニメイフェアの全塗装」

19年経過したミニメイフェア。新車時より大事に乗られていましたが、ボディの経年劣化には勝てません。
今回は、全塗装で再び美しいボディを手に入れることになりました。

前回、外観から塗装とボディの状態をチェックしました。今回はパーツを取り外して内側の状態を確認します。特に、雨水など水が入りやすいドアのウィンドウ周りに注目したいと思います。

前回の外観から塗装の状態を確認した記事はこちら
「19年経過したミニメイフェアの全塗装」外観から塗装の状態を確認」

まず、ドアパネルを中心にパーツを取り外します。

ドアの内側パネルのシールラバーは、水捌けが悪く腐りやすいポイントです。
今回のメイフェアでも何箇所か腐りが出ています。

この部分は、年式に関係なく腐りが出てしまいますね。
そのため、シールラバーは簡単に外れますので、洗車や雨降りのあとはチェックをオススメします。

左右ドアの水切りモールの内側部分は水が溜まりやすい為、右ドアの水切りモールの内側に腐りが見つかりました。
リヤーウインド下側のウインドシールラバー結合部分は、ラバーが縮んで隙間ができやすいです。

できた隙間からは、水が入ってしまい腐りが出ることがあります。
この部分は、外から目視で確認できますから、隙間があったら早めの対処が必要です。

対処方法としては、少しだけの隙間の場合は、黒色のシールパッキンで修理が可能です。
隙間が大きい場合はリヤーウインドを外してシールラバーの交換になります。

今回のミニメイフェアも水が入りやすいポイントは腐りが出てしまっていましたね。
全塗装の時は塗装の前にボディの腐りをしっかりと修復してから塗装となります。

こうすることで塗装後に、再び長く楽しむことできます。

今回は、水捌けが悪いウィンドウ周りを中心にパーツを取り外して確認でしたが、次回は全てのパーツを取り外していきます。

お楽しみに。

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