シリーズを通してご紹介したローバーミニ メイフェアの全塗装が完了しました。
新車時から大事にされていたローバーミニでも、19年経過したボディは塗装のハゲやサビなど痛みが出てしまいます。
そのため、再び輝きのあるボディを目指して全塗装を行いました。
今回は、これまでの作業の総集編をお届けします。
▼目次
- 第一回 ローバーミニの外観から塗装の状態を確認
- 第二回 水捌けが悪いウィンドウ周りの腐りをチェック
- 第三回 全てのパーツを取り外しボディ内部の状態を確認
- 第四回 板金作業がスタート
- 第五回 腐りが出ていたローバーミニボディの交換・板金が完了
- 第六回 塗装のための下地処理スタート
- 第七回 全塗装完了!組み付け作業開始
- 第八回 ドア周りなど内装の組み付け作業
第一回 ローバーミニの外観から塗装の状態を確認
初回の作業記では、ボディの痛みを外観から確認していきます。
ルーフ、ボンネット周りの塗装の痛みが目立っていました。
屋根がない駐車スペースでは、雨風や日光が直接当たりやすいルーフやボンネットの痛みが出やすくなります。
第二回 水捌けが悪いウィンドウ周りの腐りをチェック
第二回の作業記では、内側の状態を確認していきます。
ローバーミニのウィンドウ周りは、雨水などの水が侵入しやすいので要チェックです。
今回のローバーミニ メイフェアも、水はけの悪い部分や、ラバー等の傷みやすい消耗品から水が侵入して各所にサビや腐りが出ていました。
第三回 全てのパーツを取り外しボディ内部の状態を確認
第三回の作業記では、すべてのパーツを取り外して細かなボディのサビや腐りを確認していきます。
取り外した結果、シート内側のスポンジが水を吸ってしまい、シートの下にもサビがあることが確認できました。
トランクの内側や、ドア下パネルにも腐りが見られます。
第四回 板金作業がスタート
第四回の作業記では、板金作業の紹介です。
腐りがひどかったリヤエプロンパネル、ドアスキンパネルを新品パーツに交換していきます。
ローバーミニの各パネルは、ほとんどがスポット溶接のため、結合には熟練した技術が必要になります。
第五回 腐りが出ていたローバーミニボディの交換・板金が完了
第五回の作業記では、第四回に行った板金の作業結果を紹介です。
リアエプロンパネル・ドアスキンパネル、また穴が空いてしまっていたトランクも溶接によって見事に修復されました。
第六回 塗装のための下地処理スタート
第六回では、塗装のための下地作業です。
ボンネットやルーフは上から日を浴びているため、塗装も傷みやすいので剥離をしていきます。
剥離後のボディ全体にはサフェーサー処理を行います。
第七回 全塗装完了!組み付け作業開始
塗装完了です。綺麗なホワイトのボディに生まれ変わりました。
仕上げ作業として、塗装のために外したすべてのパーツを取り付けていきます。
まず最初にルーフライニングの組み付けを行いました。
前後・左右のバランスを調整しながら慎重にライニングを取り付けていきます。
第八回 ドア周りなど内装の組み付け作業
第七回に続き、パーツの取り付けです。
ドアパーツや内装絨毯など、取り外したすべてのパーツを取り付けました。
オリジナルのパーツをクリーニング、必要な消耗品の交換をしていきます。
すべての工程が完了
こうして、すべての工程が完了して新車のような輝きを取り戻しました。
ローバーミニはメンテナンスをしっかりと行っていれば、何十万キロも楽しめる車です。
ぜひボディも綺麗に保って、末永くミニとの生活をお楽しみください。
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