ローバーミニのサイズはどれくらい?ドアやシートのサイズも検証

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ローバーミニは、コンパクトなボディが魅力的です。
今回は、ボディサイズや室内スペースを現代の車と比較するとともに、ドアやシートのサイズも検証します。

ローバーミニのボディサイズを現代の車と比較

まずは、ローバーミニのボディサイズが現代の車と比較してどれくらいなのかを、検証してみましょう。
比較の対象には、現代版のミニである「BMWミニ」、国産コンパクトカーの「トヨタ・ヴィッツ」、軽乗用車の「スズキ・アルト」、そして参考までに1990年半ばに生産されていた4世代前のアルトを選びました。対するローバーミニは、最終型です。

ボディサイズを表にすると、以下のとおりになります。

車名 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm)
クラシックミニ 3,075 1,440 1,330
BMWミニ 3,835 1,725 1,430
ヴィッツ 3,945 1,695 1,500
アルト(現行型) 3,395 1,475 1,500
アルト(旧型) 3,295 1,395 1,400

ローバーミニは、BMWミニやヴィッツと比較すると圧倒的に小さく、軽乗用車のアルトと比較してもひと回り小さいことが分かります。これだけボディがコンパクトならば、狭い道路でのすれ違いも楽々できますし、自宅の駐車スペースが狭くて軽自動車でないと難しい場合でも駐車可能です。
ローバーミニは、軽自動車以上に日本の道路事情や駐車場にマッチしていると言えます。

次に、1959年に「オースチン・セブン/モーリス・ミニマイナー」の車名でデビューした頃のボディサイズを、当時のライバル車と比較してみましょう。
この当時の各国の代表的な大衆車には、西ドイツの「フォルクスワーゲン・タイプⅠ(ビートル)」、フランスの「シトロエン2CV」、イタリアの「フィアット500」、そして日本の「スバル360」などがありました。

これらの車種のボディサイズを比較すると、下の表のようになります。

車名 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm)
オースチン・セブン/モーリス・ミニマイナー 3,050 1,410 1,350
フォルクスワーゲン・タイプⅠ 4,070 1,540 1,500
シトロエン2CV 3,780 1,480 1,600
フィアット500 2,970 1,320 1,325
スバル360 2,995 1,300 1,360

ミニのボディサイズは、フォルクスワーゲン・タイプⅠやシトロエン2CVよりははるかに小さかったものの、フィアット500やスバル360よりはわずかに大きかったことが分かります。つまり、当時としては特別に小さい車というわけでもなかった、ということです。

ローバーミニの室内スペースは、現代の車よりも狭い?

続いて、ローバーミニの室内スペースが現代の車と比較して検証してみましょう。

車名 室内長(mm) 室内幅(mm) 室内高(mm)
ローバーミニ 1,640 1,155 1,120
ヴィッツ 1,920 1,390 1,250
アルト(現行型) 2,040 1,255 1,215
アルト(旧型) 1,700 1,190 1,180

ローバーミニのトランクスペースは、開口部の寸法は幅880mm×高さ370mm、奥行きは555mmあります。
大人2人、子供2人が乗って1泊ほどの温泉旅行をするくらいの荷物だったら積むことができます。

ローバーミニのドアやシートのサイズは?

ローバーミニは2ドア車なので、後席へのアクセス性を確保するため全長が短いわりにはドアが長めになっています。
とはいえ、その長さは1mほどで、軽自動車のフロントドアと同じくらいです。また、全高が低い分上下の丈が小さいので、かなりコンパクトです。

シートのサイズに関しては、現代の車と比較すると前席の背もたれが低いのが特徴です。
しかし、横幅は十分あり、座面のサイズにも不足はありませんので、大柄な男性が座っても窮屈ではありません。
また、後席に関しても、やはり背もたれが低い設計になっていますが、幅は大人2人が座るのに十分なサイズが確保されています。
また、前席は座面ごと前に倒れるので、後席への乗り降りも意外にスムーズに行えます。

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